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商品説明
倫理学・道徳政治・経済・社会光文社新書/今の日本は、愛の不毛地帯だ。同調圧力に負けて個性を喪失した大人、未来に夢を持てない若者が増え、経済格差よりも、心の貧しさに苦しむ人が多い。これからの私たちに必要なのは、「愛されるより、愛する人になる」ということ。愛することを始めること、それは自分自身を揺り動かすエネルギーを発見すること。どうしたら利他的な社会、愛に満ちた社会をつくれるのか? 世界各国の「癒し」「宗教」を研究してきた文化人類学者が、利己化する世界へ向けて警鐘を鳴らす。