商品説明
社会
【内容紹介】
●会社にこういう人いる? 「困った人」の深層心理とは
自分の力量に気づかず、「できる人」のようにふるまって迷惑をかける人、取引先に一緒に行っても、まったく違う理解で物事を進めてしまう人、状況の変化に対応できず、すぐにパニックになってしまう人……。
そういう職場にいる人たちが「見える世界」を紹介することで、現場の理解と改善を目指していく本。
読者は、そんな「困った人」への対処に悩む人たち。
そういう人たちの深層心理を理解することで、日ごろのイライラ感を多少とも鎮めることができる。
職場の「あるある感」を共感しながら読み進めていく。
【目次】
序章 周囲にこんな人はいないだろうか?
第1章 認知能力の改善が必要な人
・コミュニケーション・ギャップが酷い
・取引先や顧客とのトラブルが目立つ
・すぐに記憶がなくなる
・パニックに弱い人
・定型文がないと何も言えない
・「指示通り」というのが意外と難しい
・話が回りくどく、何を言いたいのかわからない
・理屈が通じない人
第2章 メタ認知能力の改善が必要な人
・意欲ばかりが空回り
・アドバイスを意地悪としか受け止めない
・周囲は手を焼いているのに、仕事ができるつもりでいる
・同じようなミスを繰り返す
・自分は仕事ができないと嘆くばかりで改善がない
・職場の雰囲気が悪いからやる気になれないという
・勉強はしているのだが能率が悪い
・非常に主観的で判断を誤る
第3章 非認知能力の改善が必要な人
・基礎能力はあるのだが、欲がない
・思うような成果が出ないと落ち込み、やる気をなくす
・すぐ感情的になり揉め事が多い
・評価してもらえないとすぐヤケになる
・注意されるとすぐに反発する
・コミュ力が高いと思ったが、気持ちの交流ができない
・仕事そのものの能力は高いが人と接するのが苦手
第4章 能力改善の3つの柱
・認知能力を鍛える問題
・メタ認知能力を鍛える問題
・非認知能力を鍛える問題
【著者略歴】
MP人間科学研究所代表、心理学博士
1955年東京生まれ。
東京大学教育心理学科卒。
東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。
川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学助教授等を経て、現職。