商品説明
家政学・生活科学
【内容紹介】
家族が認知症と診断されたら、誰でも不安にかられるものです。
しかし、認知症の正しい知識と介護のコツさえ知っておけば、「認知症の進行を防ぐ、遅らせる」ことは可能です!
本書では、臨床経験豊富なベテラン認知症専門医が、「認知症の進行を防ぐ」ために重要な治療の分かれ道を解説。
また、介護のプロが教える「認知症の本人も家族もお互いがラクになる」介護の実践テクニックを紹介。
認知症介護が始まる人にこそ読んでほしい実用的なテクニック満載の1冊です!
【目次】
●PART1:あなたの知らない認知症の世界をのぞいてみよう
認知症の患者さんに見られる数々の不思議な言動の根本原因(根っこ)を、(1)病的物忘れ、(2)感覚の鈍化、(3)タイムトリップ、(4)気候の変動に分類。
この4つの根本原因を解説しながら、不思議な言動が起こる理由&接し方のコツについてアドバイスします。
●PART2:認知症が進行する人・しない人の4つの分かれ道
認知症は適切な治療を行えば進行を遅らせることが可能です。
そのためには、早めの受診と正しい治療の選択が必須条件。
これから始まる認知症治療の道のりで、迷いがちな4つの分かれ道を取り上げ、正しい選択をするための最新情報を解説&アドバイスします。
●PART3:認知症を進行させないサポート&ケア
介護者が認知症の方の日々の生活をどう支え、どのように接するかは、進行を防ぐためにかかせない要素です。
介護する側・される側がお互いにストレスなく、気持ちがラクになれる介護の工夫やアイデアを食事編、運動編、薬編、生活、生きがい編に分けて紹介します。
【著者略歴】
◎榎本睦郎(えのもと・むつお)
1967年、神奈川県相模原市生まれ。
榎本内科クリニック院長。
日本認知症学会専門医。
東京医科大学高齢診療科客員講師。
1992年東京医科大学卒業後、同大大学院に進み、老年病科(現・高齢診療科)入局。
1995年より、東京都老人総合研究所(現・東京健康長寿医療センター)神経病理部門で認知症・神経疾患を研究。
1998年医学博士号取得。
七沢リハビリテーション病院脳血管センターなどを経て、2009年、東京都調布市に榎本内科クリニックを開業。
現在1カ月の来院者数1600名のうち、認知症患者の割合は7割にのぼり、高齢者を中心とする地域医療に励んでいる。
著書に『老いた親へのイラッとする気持ちがスーッと消える本』『認知症の親へのイラッとする気持ちがスーッと消える本』(共に永岡書店)、『笑って付き合う認知症』(新潮社)がある。
●榎本内科クリニックホームページ
http://www.enomoto-naika-clinic.com/