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日本エッセイ・随筆左川ちか(1911-36)の詩の世界において、「馬」は発狂して山をかけ下り、「海」は天にあがる。乾いた抒情と躍動感に満ち、「緑」「太陽」「昆虫」「動物」「植物」といったモチーフが自在に変態するその作品は、読む者に常に新たな驚きをもたらす。神話化されたイメージを超えて、来るべき詩人・左川ちかを多角的に読み解く。