商品説明
日本エッセイ・随筆
五輪や大震災時のブルーインパルス秘話! 2011年の東日本大震災の際、ブルーインパルスの隊員たちは、何を考えて、どう行動したのか。そして、被災者の方々とどのような絆で結ばれたのか。2021年の東京オリンピックの際、五輪マークを大空に描いた隊員達の思いとは?多くの隊員達の貴重な証言から見えてくる、ブルーインパルス隊員達の持つ矜恃や使命感と、それとは裏腹な、明るく自由闊達な雰囲気。ブルーインパルスファンや自衛隊に関心を持つ方はもちろん、東日本大震災を経験した多くの方々や、オリンピックの開会式の日に空を見上げた人全員に贈る、空の精鋭たちの魂の記録。目次第一部 侍、空を飛ぶオリンピック始まる/航空自衛隊松島基地所属第十一飛行隊/絆は結ばれる/座談会/一子相伝/オリンピックシンボルマーク/入間へ第二部 レクイエム東日本大震災/芦屋基地にいた/二日間/それを行う勇気/ブルーインパルス通り/ふたたび空へ第三部 三五秒で描いた展開/特別な夏の彼ら/ブルールート/カメラシップ/本番当日、朝/出陣式/オリンピック/完璧な朝/帰還 【編集担当からのおすすめ情報】 著者の宇都宮直子氏は、幅広い取材、温かな視線、硬質な文体に定評があり、医療、教育、動物、スポーツなど幅広い分野で活動するノンフィクション作家です。中でもフィギュアスケートの取材・執筆は20年以上におよびスポーツ誌、文芸誌等に多くの作品を発表しています。その著者が、数年の時間をかけて取材を行い、満を持して世に送り出すのがブルーインパルスとその隊員達を取り上げた本書になります。取材の成果を活かした、東日本大震災の秘話や、2021年東京オリンピックでの空に描いた五輪の舞台裏など、ここだけのエピソードも満載です。ぜひご一読ください。また、黒澤英介氏によるブルーインパルスの大迫力写真も巻頭口絵に掲載しています! こちらも必見です!