商品説明
政治
【内容紹介】
枝野幸男氏は「今の国民が野党に求めているのは<<自民党に抵抗せよ>>という段階を超えて<<自民党の代わり（に政権を担える政党）になれ>>ということに変わっています」と語り、「立憲民主党とは何者か、自民党とどこが違うのか」を丁寧に説明する。
尾中香尚里氏は、立憲民主党が「かつての民主党から脱皮した新しい政党」か、それとも「帰ってきた民主党」かによって、与野党がそれぞれの「目指す社会像」を有権者に提示する「令和の政治」へ更新できるか、政権交代ありきの野合で与野党の対立軸が不明確な「平成の政治」を繰り返してしまうかが決まってくると看破する。
【目次】
はじめに
第１章 立憲民主党とは何者なのか
第２章 「政治改革」から30年 枝野幸男と野党第１党の歩み
第３章 岐路に立つ日本と政治指導者の責務--「令和の鈴木貫太郎」への志
第４章 「綱領」のもとに結集した新立憲民主党
第５章 「民主党」への後戻りは許されない
おわりに
【著者略歴】
1964年、栃木県宇都宮市生まれ。
東北大学法学部卒業。
91年に弁護士登録。
93年に日本新党より立候補し衆議院議員初当選。
新党さきがけを経て民主党結成に参画。
民主党政権では官房長官、経済産業大臣等を務める。
2017年、立憲民主党を設立し、代表に就任。
著書『枝野ビジョン--支え合う日本』（文春新書）、『叩かれても言わねばならないこと。
「脱近代化」と「負の再分配」』（東洋経済新報社）など。