商品説明
絵本
【内容紹介】
冷たい池にすむヒキガエル、地面の深くにすむモグラ、どっちのお嫁さんにもなりたくない!
むかしむかし、子どもをほしいとねがう女の人がひとり、暮らしていました。
ある日、知らないおばあさんから種をひとつぶ、授かります。
種は大切に育てると、やがて花のつぼみをつけました。
そしてなかから、おやゆびほどのちいさな女の子があらわれたのです。
その子はおやゆび姫と名づけられ、女の人とふたり、しあわせな暮らしがはじまりました。
ところが突然、ねむっているおやゆび姫をつれさろうとするものが…
長く語られてきた、おやゆび姫のハッピーエンド。
そのあとに、大好きなお母さんに会いに行く一コマを加えた、著者ならではのラストシーンが描かれる。
名作昔話を、こわすぎず、親しみやすく、現代にむけてアレンジした「世界の美しいおとぎ話」シリーズ2冊目。
海外のお人形を思わせる大きな瞳、儚げな表情…アン・レイセンが描くイラストは、どこか影のある美しさを感じさせます。
聞いたことはあるけどストーリーは知らない…そんな大人にも、おとぎ話の世界が広がるきっかけに。