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商品説明
哲学「個人に閉じた自由」は「自由な社会」を構築しない。生と死に直面し<向き合ってしまった関係>から構想する関係性の法理論へ。他者に依存するニーズを必ず持つ個人をリベラリズムは捉えられるのか? ケア論を中心に批判が高まっている。本書は、言語化されないままに近代法体系に組み込まれてきた<向き合ってしまった者>との関係と、そのなかにある個人を、法の周縁から救い出す。個人を尊重する「自由な社会」の可能性を考える、旧くて新しい構想。