商品説明
児童書
【内容紹介】
ティキ・プーは大きな画塾で下働きをしている少年です。
けれど魂の奥底には、誰よりも芸術への思いが熱く燃えていました。
画塾にかけられた300年前の画家ウイ・ウォニの最晩年の傑作に憧れ、ティキ・プーは人目を忍んで絵を描くようになります。
するとある夜、彼の切実な願いが通じ、絵の中から老画家が現れます。
絵を描きたいという思いに胸を焦がす貧しい少年と、はるか昔に世を去った偉大な画家との交流を美しく描いた1冊。
【著者略歴】
ローレンス・ハウスマン 1865年、イギリスのウスターシャー州の町ブロムズグローブに生まれる。
ロンドンのランベス美術学校やサウス・ケンジントン美術学校などで学び、挿絵画家としてデビュー。
クリスティーナ・ロセッティ作の『ゴブリン・マーケット』(1893)の挿絵で注目されたが、緻密な木口木版による版画の制作により、やがて目を患い、その後は詩人、小説家、劇作家として活動し、数々の作品を世に送り出した。
ヴィクトリア時代の妖精文学の黄金期を支えたひとりとして、子どもに向けたファンタジー作品も多い。
これまで邦訳された作品には、『銀色の時』(『銀色の時』に収録)『妖精を信じますか?』(『夏至の魔法』に収録/以上、講談社)、『ゆり木馬の国』(『ものぐさドラゴン』に収録/青土社)などがある。
1959年逝去。