単行本(実用) 心理学 実践紫微斗数占術 / 東海林秀樹 / 照葉桜子

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管理番号: BO4865921
発売日: 2024/08/27
メーカー: 説話社

商品説明

心理学
【内容紹介】
実践的な紫微斗数占術指南書です。
著者(東海林)は本書の立ち位置と視座につき、以下のように宣言します。
「私の紫微斗数の研究はすべて30代に凝縮されています。
南派といわれている三合派、または少し飛星させる総合派、これは私が台湾において手ほどきを受けた潘子漁先生もこの範疇に入ると思います。
そして星の数を極端に減らして四化星の動きを判断の要とする飛星派の三派に大きく区別できると思われます。
ただし、少しここで厄介な問題が存在します。
他の流派も同様ですが、私は現在、最小限、星は作用を感じられるもののみ採用し、四化星(とりわけ化忌星)を判断の要とし、星は象意、つまり起きてくる現象を把握するために活用しています。
ここで一言私なりの考え方を述べてみます。
飛星派の中でも最も四化星に判断を頼る流派の中には、四化星の動きのみを重視し、ほとんど星を判断材料としない術士の方も少数見受けられます。
これは決して批判ではなく、私の経験上のことですが、やはり飛星と星の兼ね合いは大切と思うのです。
そのような理由から、本書では星の意味合い、つまり象意も絡めながら解説をしていこうと思っています。
本書においては、命宮を中心とした各星、飛星、活盤を同時進行を試みようと思います。
私が当初手ほどきを受けた潘子漁先生はこの技法を中心として、その他いくつかのテクニックをプラスして「一葉知秋術」と名づけておりました。
意味合いは簡単にいうと、物事の兆しを事前に知るということです。
一言付け加えておきますと、潘先生の書籍の中で実際に鑑定していて、やや矛盾を感じた部分は私の独断で割愛いたしました。
私が応験、つまりこれは使えると思われる部分を中心に書いております。

これを受けて共著者(照葉)はこのように応えます。
「本書には、中級者以上の上級向けに、飛星派の細かい四化飛星の技法を検証しながらふんだんに取り入れて解説をした例題をお載せいたしました。
飛星派技法の細かい生の占例は、日本の紫微斗数の書籍にもあまり書かれておりませんので、紫微斗数を学ぶ方々によい学びになれば嬉しく思います。
また本書では、占いの悩みを問う時にどの宮を見たらよいかをわかりやすく解説しております。
紫微斗数には十二宮という考え方があり、これが細かい質問に答えていく時に便利なパーツとなり、鑑定時には大変重宝する技法となります。
「どの質問には、どの宮をみるか?」を俊敏に見極め、そこにある星や四化飛星、活盤を駆使して、ご相談の的となる宮をあらゆる視点から見ていく紫微斗数盤は、大変カラフルな色彩のように、その命盤の方の人生を表しているといえます。
秘伝とされる術を詳らかにし、豊富な実例に照らしてその力を見極め、どのように利活用すべきかを具体的に詳細した本書は、まさに「実践(実占)」としての至高の1冊といえます。
【目次】
はじめに(東海林秀樹)
はじめに(照葉桜子)
第一章 紫微斗数占術の構成要素
十二宮
星の説明
陰陽五行論
十干十二支
甲級主星解説
甲級副星の解説
乙級星の解説
北斗、南斗、中天について
四化星について
各宮と対面宮との関連性
各十二宮についての補足
紫微斗数命盤解説の流れ
命盤作成方法
第二章 各宮に入る星
命宮に入る星
他の宮位についての考え方
納について
夫妻宮について
子女宮について
財帛宮について
疾厄宮について
遷移宮について
奴僕宮について
官禄宮について
田宅宮について
家屋修繕、リフォームなど
田宅宮雑論
解厄法
福徳宮について
父母宮について
第三章 行運の見方
行運判断
大限、流年、月運の見方
条件の良いといわれる星について
斗君について
年運考察
第四章 その他の技法
紫微斗数にむける主客について
測局
私の考える開運法
第五章 紫微斗数占例(照葉桜子)
例題1 苦難の人生を越え会社を設立し成功した事例
例題2 数え歳の時に引火爆発の事故に遭ってしまった事例
例題3 兄が社長をする会社で一緒に働く弟の事例
例題4 兄をかわいがる自営業の親の実家から離れて、仕事で独立した事例
例題5 夫妻宮の難を命宮と子女宮がフォローしている方の事例
例題6 経営者の後妻に入った方の事例
例題7 たくさんの目下を管理する飲食チェーン店長の事例
例題8 アパレル関係のチェーン店の店長の事例
例題9 長男であり、会社と家を継いだ二代目社長の事例
巻末資料
地方時差早見表
時支表
命宮・身宮算出表
十二宮配付表
十二宮十干配置表
五行局算出表
紫微星算出表
紫微星系主星算出表
天府星系主星算出表
月系星算出表
年干系星算出表
時系星算出表
年支系主星算出表
太陽星・太陰星光度表
大限早見表
小限早見表
子年斗君早見表
甲級十四主星早見表
万年暦(1926年?2060年)
紫微斗数命盤
おわりに(照葉桜子)
今後の動乱について
おわりに(東海林秀樹)
参考文献
著者紹介
【著者略歴】
1957年東京生まれ。
占術家。
斯界の各分野の大家に師事して各占術を研鑽。
とくに台湾と日本を往来し、貴重な資料を持ち帰る。
占い処「占星堂」当主。
日本占術カウンセリング学院、日本易道学校等で講師を務める。
著書に『紫微斗数占法要義』(東洋書院)、『紫微斗数占星術奥義』(学習研究社)などがある。
著者ホームページ:三毛猫占術学園
http://www.mikeneko-uranai.com/