単行本(実用) 演劇 宮本研対話コレクション / 宮本新

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管理番号: BO4792653
発売日: 2024/07/26
メーカー: 一葉社
著: 宮本研
著: 宮本新

商品説明

演劇
【内容紹介】
戦後を代表する劇作家・宮本研の、木下順二や水上勉、木村光一などとの対談、座談会、インタビュー等のほとんどを収録した演劇関係者必読の貴重な1冊。
よみがえる劇作家の肉声によって、演劇ならではの空間と時間を超えるまなざしを再発見!
「目を通して驚いたのは、研さんの戯曲、あるいは生き方を知る上で、重要なポイントが次々と語られていることだった。
(略)ここに至る思考の軌跡、舞台の作り手と観客の問題、演劇とは何かという問題提起や、土着の思想と外来のそれとの相克のあり様、作品に於ける女性の占めた地点と意味……。
(略)このことは何もこの座談会だけに限らない。
ここに収載されたすべての文章について言えることで、読んでハッとさせられることばかりだったと言って過言ではない。
」(大笹吉雄「宮本研についての若干のメモ」より)
【目次】
●対 談
沖縄のイメージ・渡良瀬川のイメージ 木下順二
芝居こそ諸芸術の王--現代の演劇とその可能性 福田善之
創作余話 水上 勉
『美しきものの伝説』 武井昭夫
民衆・みんしゅう考 松本俊夫
新劇よもやま話 渡辺美佐子
戯曲『飢餓海峡』を語り合う 水上 勉
宮崎滔天の夢 大谷竹山
『贋作・花のノートルダム』とジュネ 吉岩正晴
いま「幸福で自由な民衆」は? 木村光一
男たちは女の掌の中で夢みる 大笹吉雄
●インタビュー・発言
宮本研が戯曲を書くのをやめると宣言??
これからの演劇への提言
ベトナムを書きたい--告白劇では豊かな経験
舞台芸術『ベトナム』まえがき
非英雄の時代の主人公
大正を生きた群像 聞き手・森 秀男
『阿Q外傳』余話
被爆の呪い いずこ--戯曲『ザ・パイロット』
劇作家の椅子 聞き手・戸板康二
「中国大使館抗議事件」--事実関係を中心に 聞き手・梅本 聰
映像で捉える日中友好の歴史
わかり易く、そして面白くなければ、芝居はなりたたない--「革命伝説劇」から『からゆきさん』へ 聞き手・毛利昭義
劇作家は現在何を考えているか 聞き手・和氣 元
『冒険ダン吉の冒険』におけるわたしの冒険
傷ついた体験が愛の心を育む--愛を知るための賢い女の行動学
戯曲『次郎長が行く』を書いた宮本研 聞き手・森 秀男
もっと軌道にのせて、もっと大胆に--伝承と創造
●座談会
討論・戯曲『日本人民共和国』 木下順二、竹内敏晴、西島 大、日高六郎
新劇運動の可能性--その閉鎖性を破るもの 瓜生良介、観世栄夫、木村光一、高山図南雄
革命・文学・民衆 尾崎秀樹、武田泰淳
神様と革命と 石澤秀二、矢代静一
『明治の柩』から『聖グレゴリーの殉教』へ--「革命伝説四部作」について 尾崎 信、木村光一
『明治の柩』をめぐって 石澤秀二、観世栄夫、木村光一
エリザベス朝演劇の魅力 小田島雄志、木村光一
受難と黎明--『日本社会主義演劇史』刊行を機に 木下順二、松尾尊□、松本克平
文化大革命後の中国演劇--日本演劇家訪中代表団座談会 江守 徹、佐々木愛、千田是也
宮崎滔天を語る 上田弘毅、北岡豊治、宮崎蕗苳、吉永二千六百年、吉村公三郎
ウェスカーはわれらの同時代人 木村光一、扇田昭彦
水上勉と『金閣炎上』 大笹吉雄、野村 喬
『明治の柩』初演から二十年 新井和子、高木範子、田中俊満、田村紀雄
「母なるもの」をめぐって 木村光一、水上 勉
編者註
宮本研についての若干のメモ 大笹吉雄
あとがき 宮本 新
【著者略歴】
1926.12.2-1988.2.28
劇作家。
熊本県生まれ。
幼少期を天草、諫早で過ごし、1938年父親の勤務地の北京へ渡り、44年帰国。
50年、九州大学経済学部卒業。
高校教員を経て法務省に勤務。
在職中に演劇サークル「麦の会」で作・演出等を担当、演劇界へ。
62年に法務省を退職し、以後劇作家一本に。
同年、『日本人民共和国』『メカニズム作戦』で第8回岸田戯曲賞、翌63年『明治の柩』で芸術祭奨励賞を受賞。
その他の作品に、『僕らが歌をうたう時』『人を食った話』『五月』『反応工程』『はだしの青春』『ザ・パイロット』『美しきものの伝説』『阿Q外傳』『聖グレゴリーの殉教』『櫻ふぶき日本の心中』『夢・桃中軒牛右衛門の』『からゆきさん』『ほととぎす・ほととぎす』『冒険ダン吉の冒険』『花いちもんめ』『ブルーストッキングの女たち』『次郎長が行く』『うしろ姿のしぐれてゆくか』など。
『筑紫の恋の物語』(近松)、『雪国』(川端康成)、『嘆きのテレーズ』(ゾラ)などの脚色も。
エッセイは500篇を超え、それらを集めた『宮本研エッセイ・コレクション(全4巻)』(一葉社)がある。