商品説明
児童書
【内容紹介】
隣国エンデシムで様々な困難にあい、失敗をしながらも、英雄につながる「巨人の椅子」の守り手に会うことができたレイン、ファストラ、シューデリンの見習い飛空騎士3人。
課された試練をこなし、英雄の元へ連れて行ってもらうと、そこには信じられない光景があった。
3人は激しく動揺するが答えは出ない。
とはいえ解呪の道は開けたため、3人は助っ人を連れてフィリムに帰還する。
一方、いよいよフィリムに侵攻を始めるギルス帝国軍。
劣勢のフィリム軍に反撃の策はあるのかーー。
戦略冒険物の児童書に定評ある小前亮が描く、完全オリジナルファンタジー。
旅に戦いに駆けめぐる主人公たちの思いが、ときに熱く、ときに切なく迫る。
「もし選べたら、自分は何になりたいんだろう」主人公3人の悩みや成長が、今の子どもたちに自分の人生を生きることを訴える。
社会を変え、自由に生きることを願う、家族の物語。
【著者略歴】
小前亮/1976年、島根県生まれ。
東京大学大学院修了。
専攻は中央アジア・イスラーム史。
2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。
著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)、『あきらめなかった男 大黒屋光太夫漂流記』(静山社)などがある。