商品説明
写真
【内容紹介】
わずか数ミリから数十センチの虫たちを数十倍に超拡大して見る本書。
誕生から3億7900万年、発見されていないものを含めると1000万種もいるといわれる虫たちは実に多種多様で、その姿は驚きと不思議にあふれている。
案内は大の虫好きで知られる解剖学者・養老孟司とデジタル技術を駆使した虫写真のパイオニアである写真家・小檜山賢二。
【著者略歴】
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ、解剖学者、医学博士、東京大学名誉教授、大の虫好き。
子供の頃から、小さな生き物がとにかく好き。
自然の中で虫を見るのは特に楽しみ。
観察する、採集する、顕微鏡で拡大して、形や色、部分の動き方をさらに見て、標本にする。
大人になっても、海外にまで出かけて同じことをする。
長い間、人体を解剖して、身体と言葉について考えてきた。
でも、何かを見て考えるのは、全部自分の脳みそ。
結局、脳みそには、自分が理解したことしか入ってこない。
そんな思考から生まれた『バカの壁』(新潮新書)は、460万部以上の大ベストセラーになった。
ほか著書に『唯脳論』『遺言。
』『ヒトの壁』など多数。
「まいにち養老先生」番組シリーズ(NHK)や「養老先生のお悩み相談ラジオ」(VOOX + audible)など、独自の発想からくる言葉や姿勢に共鳴する人々も多い。
昆虫に関する標本の収蔵や研究の充実のため、箱根に養老昆虫館を建てる(藤森照信設計)。
また、鎌倉の建長寺には、虫塚を建立し(隈研吾設計)、毎年 6月4日(虫の日)に法要を行っている。