商品説明
教育
【内容紹介】
学びとは何か、学び続けるとはどういうことか--。
70代に入っても、日々膨大な情報を吸収し、学びを止めない池上彰さんに学ぶ。
池上彰さんが大学教授として若者へのメッセージをつづる、日経新聞の人気コラム「大岡山通信」が10年目を迎えます。
その膨大なメッセージの中から、「学びの本質」について選りすぐりのコラムをまとめました。
学びについて知り、さらに世界を知り学びを深め、未来に活かす作法とは。
【目次】
○はじめに「何歳になっても、学び続けるということ」
○第1章「学びの本質とはなにか」
情報読み解く力を磨こう
「知らない」に気づくため
「自らに問い 答え求めて」
「人間としての判断を」
知への好奇心は若さの源 学び直しが育む
長い人生に備える力に 学び直しが育む
私たちの未来を考える 学ぶ力を鍛える
対話で視野広げて
読書で広げる新たな世界
○第2章「学びをもとに、伝える力をつける」
「知らない」を前提に
問題意識を持つ
「いつかなし遂げてやる」という気概を
日本の文化や歴史外国人に話せますか
「伝える力」〜働くために大切なこと〜
自分の言葉で話そう 大学で学ぶこと
「伝えたいこと整理しよう」
言葉の大事さを知ってほしい
○第3章「歴史から何を学ぶのか グローバルな教養を身につける」
わたしが学生だったころ
50年前、学生たちの反乱はなぜ起きたのか
冷戦終結30年 歴史に学び未来を拓く
世界地図から見える国際情勢
核なき世界
EUはどこへ向かうのか揺れる統合の理念
若者の危機感を受け止められるか
ウクライナ侵攻を歴史から学ぶ
ベトナムの発展
アメリカ中間選挙 Z世代
多くの若者を魅了した「共産主義」とは何だったのか
中国経済の発展
○第4章「学びを実践する 働き、生きていくために」
初任給の話
物価の変化
暮らしぶり
お金と暮らし
お金の歴史と中央銀行の役割を知ろう
働くこと・会社の利益か人としての良心か 判断の根拠は「志」
○第5章「学びを活かす」
「火中の栗を拾った活動家」宇沢弘文氏
提案力で人々を説得する
世界で活躍する人材、幅広い学問通じ育成
人間力を社会で磨く 大学改革シンポジウム
考えの異なる人と交流
【著者略歴】
ジャーナリスト。
東京工業大学リベラルアーツ教育研究院特命教授。
1950年長野県松本市生まれ。
慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。
報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題を担当する。
1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
2005年よりフリーになり、書籍やテレビ、選挙報道等でニュースをわかりやすく解説し幅広い人気を得ている。
著書に『池上彰のやさしい経済学』『池上彰の教養のススメ』など多数。