単行本(実用) ヨーロッパ史・西洋史 フランス史Ⅹ / ジュール・ミシュレ / 桐村泰次

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管理番号: BO4402089
発売日: 2024/03/11
メーカー: 論創社

商品説明

ヨーロッパ史・西洋史
【内容紹介】
流血の歴史を転じ「人道主義」の道へ! 宗教戦争によって同胞が相食み合った歴史に終止符を打ち、ブルボン朝フランスを「文明の大国」へと導く幕を開いたアンリ四世の治世を扱う。
「十六世紀史」編全四巻ここに完結。
【目次】
第一章 聖バルテルミー事件の翌日
第二章 シャルル九世の死(一五七三〜一五七四年)
第三章 聖バルテルミー事件以前の諸科学
第四章 死神の勝利
第五章 アンリ三世の帰国(一五七四〜一五七六年)
第六章 旧教同盟の生い立ち(一五七六年)
第七章 旧教同盟、ブロワ三部会で挫折(一五七六〜一五七七年)
第八章 ドン・フアンをめぐる失策(一五七七〜一五七八年)
第九章 イル・ジェズ聖堂の建設とオラニエ公暗殺事件(一五七九〜一五八二年)
第十章 エリザベスの動向(一五八三〜一五八六年)
第十一章 メアリー・スチュアートの死(一五八四〜一五八七年)
第十二章 アンリ三世、追い詰められる(一五八七年)
第十三章 『バリケードの日』(一五八八年五月)
第十四章 スペイン艦隊(一五八八年六〜八月)
第十五章 スペイン艦隊遠征中のパリ(一五八八年五〜八月)
第十六章 ブロワ三部会での旧教同盟(一五八八年八月〜十二月)
第十七章 アンリ・ド・ギュイーズの死(一五八八年十二月)
第十八章 旧教同盟のテロリズム(一五八九年)
第十九章 ナヴァール王のパリ攻囲とアンリ三世の死(一五八九年)
第二十章 アルク戦とイヴリ戦の勝利(一五八九〜一五九〇年)
第二十一章 パリ包囲(一五九〇〜一五九二年)
第二十二章 ルーアンの攻囲(一五九一〜一五九二年)
第二十三章 アンリ四世の改宗とモンテーニュ(一五九二〜一五九三年)
第二十四章 アンリ四世のパリ入城(一五九四年三月)
第二十五章 ナント勅令(一五九五〜一五九八年)
十六世紀史の結び
訳者あとがき
人名索引
【著者略歴】
ジュール・ミシュレ(Jules Michelet)
フランス革命末期の1798年8月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、まだ中世の面影を色濃く残すパリで育ち勉学に励んだ。
1827年、高等師範の歴史学教授。
1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。
復古的王制やナポレオン三世の帝政下、抑圧を受けながら人民を主役とする立場を貫いた。
1874年2月没。