商品説明
生物科学・一般生物学
【内容紹介】
物理選択・化学選択で進学した学生でも生物に慣れ親しめる、教養のテキスト!
生体分子、酵素反応、セントラルドグマ、細胞、転写制御、形態形成、進化
という7つの基本トピック・生命現象を
物質、エネルギー、情報、区画、ネットワーク、パターン、集団
という7つの観点で編まれた各章で取り上げる.
各章は、法則・モデル・理論を重視した解説と、散りばめられた5?7題の「問い」やPythonを用いたシミュレーションで構成され.ともすれば陥りがちな思い込みーー“生物は暗記”の向こう側にある、物理と生物、化学と生物、数理と生物のそれぞれのつながり、これからの生命科学像がみえてくる.
広大な生命科学の知見を少しずつ学ぶことを通して、「生命とは何か」に迫る、興味をもてる現象・事項に出会う・見つけ出す、その第一歩となる入門書.
さらに、システム的な手法を段階的に丁寧に解説した後半(5章以降)は、生物学を学んできた方にとってのシステム生物学入門にも最適.
【目次】
1章 生体分子:細胞をつくりあげる物質群
2章 生命活動の駆動力:代謝と自由エネルギー
3章 遺伝情報
4章 細胞の構造と増殖
5章 システムとしての生命の特性
6章 生命のダイナミクスとパターン形成
7章 マクロスケールのダイナミクス