商品説明
児童書
【内容紹介】
文・絵・音におどろき、親子で楽しめる歌舞伎絵本
注目の歌舞伎俳優・中村壱太郎さんが子どもたちにむけてわかりやすく書きなおしたお話に、人気イラストレーターたちが歌舞伎の美しさをたっぷり表現したイラストをつけた大好評の歌舞伎絵本シリーズです。
アプリをつかって、歌舞伎俳優による読み聞かせを聞くこともでき、文と絵だけでなく、音も楽しめるこれまでになかった歌舞伎絵本です。
歌舞伎を知らない方でも楽しめる内容になっていますので、ぜひ親子でお楽しみください。
巻頭・巻末には歌舞伎の解説・豆知識も収録しています。
『恋するお三輪』は、『妹背山婦女庭訓』という歌舞伎の名作をもとにしたお話です。
お話の題材となるのは、かの有名な「大化の改新」。
絶大な力を誇っていた蘇我入鹿をたおそうと藤原鎌足とその息子・淡海が立ちあがります。
淡海は入鹿に近づくため、名前を求女とかえて奈良県の三輪の里というところでくらしはじめます。
求女の家のとなりには、杉酒屋という酒屋さんがありました。
酒屋の娘・お三輪は、求女にひとめぼれするのですが……。
【著者略歴】
中村 壱太郎
歌舞伎俳優。
上方歌舞伎を中心に女方として歌舞伎の舞台に立つ傍ら、ラジオやテレビなどにも活動の場を広げている。
また、「春虹」の名で脚本執筆、演出も手がける。
2020〜21年放送のNHK Eテレ「にっぽんの芸能」では、監督を務め、本作の原作ともなった「紙芝居歌舞伎」が放送された。
絵本の文章を手がけるのは本シリーズが初めてとなる。