商品説明
社会
【内容紹介】
◆ビジネスに役立つ教えを瞬時にインプット「倍速講義」シリーズ
「本を1冊読むのに時間がかかる」「本を読む習慣があまりない」「集中力が続かない」--。
スマホからの情報収集が一般化するにつれて、より短時間で効率的に物事を理解したいというニーズが高まっている。
こうした傾向はZ世代だけでなく、リスキリングに取り組む中高年、シニア層も同様だ。
◆「倍速講義」は、こうした読者をターゲットとした、まさに「最初の1冊」となる新シリーズ。
タイム・パフォーマンスを重視する忙しいビジネスパーソンのために、話題のテーマや知っておくべき教養を、1テーマ50秒で理解できるタイパ型テキスト。
◆2500年にわたって読み継がれる、百戦不敗の兵法書『孫子』。
古今東西の為政者、経営者、指導者に愛される最高の戦略書だ。
孫子の教えは、「戦わずにして勝つ」こと。そのために情報を最大限活用し、ライバルとの力の差を見極め、利害を操りながら勝機を掴んでいく。
また人や組織を操るための極意も豊富で、実践しているトップ経営者も多い。
本書では、そもそも『孫子』とは何かといった基礎知識から、ライバルを出し抜くための方法論、負けないための組織作りまで、ビジネスや人生に役立つ孫子の教えを100分で解説する。
【目次】
chapter1 「孫子の教え」の基礎知識
そもそも『孫子』ってなんのこと?/戦わずして勝つのが最善の策/孫正義の『孫子』の活用法(実例)/勝負の判断基準は5つある/ライバルとの優劣を比較するポイント/戦うべきかを見極める/戦いは勝ち負けの二元論ではない/不敗を維持して勝機ををむ/勝負を仕掛けるときは短期決戦のみ
chapter2 心得ておきたい「孫子の教え」
ライバルの弱点を探す/ライバルよりも先に陣取ることが大切/余裕がなければライバルには勝てない/規模の大きさこそが戦力となる/勝ち方は状況によって変わる/村井勝の『孫子活用法』(実例)
chapter3 ライバルを出し抜くための方法論
功を奏するのは情報収集力や判断力/ライバルの不意をつく/油断を誘うことで勝機を見い出す/方向転換できる余力を残しておく/利益になると思い込ませる/正攻法と奇策を使い分ける/その場のリソースを上手に活用する/形にこだわらないのが最強の戦い方/「風林火山」は孫子の言葉
chapter4 リーダーに必要な心構え
組織をひとつにまとめることができているか/子どもを見守るような度量を持つこと/優先させるべきは心服させること/負ける理由はリーダーにある/視点を変えて物事を見る/ロバート・アラン・フェルドマンの『孫子』活用法(実例)/一歩引いた目線で物事を見る/死をも恐れぬ兵士の育成がリーダーの役目
chapter5 負けないための組織づくり
勝利したければ力を集中させる/中條高徳の『孫子』活用法(実例)/危機感を共有した組織は強い/勢いは長続きしない/勢いに乗るには勝ちグセをつくること/成功者は『孫子』を愛読している
【著者略歴】
中国古典研究家、作家
1965年、東京都生まれ。
早稲田大学第一文学部卒。
大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』『三国志』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う。