商品説明
政治
【内容紹介】
COVID-19によるパンデミックや世界的な経済危機への対応は、各国間でなぜこうも異なるのだろうか。危機は国家をどのように作り替えてきたのだろうか。本書は、このような問いを理論的かつ実証的に探求していく。
【目次】
はじめに(稗田健志)
第1部 COVID-19に対峙する国家
1 政治体制とCOVID-19(安中 進)
2 民主主義国のロックダウンの比較分析
ニュージーランド、イギリス、日本(小松志朗)
第2部 紛争と国家
3 紛争後の非リベラルな国家建設を市民はどのように認識するのか
2021年シリア世論調査結果の分析から(末近浩太・山尾 大)
4 ミンダナオ和平における政軍関係と第三者関与
分離独立紛争における国軍の和平妨害・抑制要因の検討(谷口美代子)
第3部 危機と公共政策
5 「再生産」の危機と国家--現代日本から考える(武田宏子)
6 アメリカにおける食品安全政策とリスク管理--危機時と平時の観点から(早川有紀)
7 危機対応装置としての福祉国家
経済危機は「日本型生活保障レジーム」に変化をもたらしたのか(□ 俊燮)
第4部 危機における国家と超国家組織
8 危機の時代における欧州統合と国家(佐藤俊輔)
日本比較政治学会設立趣意書
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