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社会新装版 大江健三郎同時代論集/心が鬱屈し危機に陥ったとき、自分の核と共同体の核をどのように重ねてゆけばいいのか。子規や柳田国男、ロトマンに導かれながら、「**君へ」と読者に語りかけ、この世界のモデルと自分自身の人間としてのモデルを共にさぐる手紙の形式のエッセイ集。ガルシア=マルケスとの交友録やマリア・カラス論、武田泰淳らへの追悼文も収載。