単行本(実用) 社会 「なぜか惹かれる企業」の7つのポジション / 菅順史

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管理番号: BO2775337
発売日: 2021/12/27
著: 菅順史

商品説明

社会
向き合う相手を間違えてない?生活者が思わず「いいね!」と言ってしまう新しいブランド戦略の実際■便利、お得、綺麗、速い、スゴい……それだけでは評価されなくなった SDGsやESGの流れのなかで、2019年の米国の経済団体ビジネス・ラウンドテーブルでも、翌年1月のダボス会議でも、従来の「株主資本主義」から「ステークホルダー資本主義」への転換が提議された。これは企業にとって“自社の利益”よりも“社会価値の創出”が重要になったことを意味する。「環境に優しくない商品はNO」「弱者への配慮を欠いたPRはサイテー」--生活者の意識も、企業の存在意義は「社会をより良くすること」という方向に変わっている。SNSで簡単に批判コメントが拡散し、いやでも企業は社会と向き合わなければならない時代だ。 そのため社会貢献を意識し、「パーパス・ブランディング」と称し、社会的存在意義を示そうとする企業が増えている。しかし、こうした活動にもかかわらず、自社が思うほどには社会から評価を得られないと悩む企業は少なくない。■「いいね!」と言われる企業はどこが違うのか? そんな課題を解決する有効なアプローチが「ソーシャル・ポジショニング戦略」だ。 本書は、大手企業向けに実績をつくってきた筆者が、その経験をもとに導き出したソーシャル・ポジショニング戦略の3つのステップと実践的な7の型(ポジション)を提示するもの。これにより、自社(事業)の目指すべき方向性と実践の在り方が見えてくる。社会のために果たすべき役割を戦略的に設計し、“新しい社会における、新しい存在意義”を示す有用なメソッドである。 PR戦略やブランディングは企業にとって古くて新しい課題だ。しかし、最新事情を踏まえ、ブランディングとPRの視点を融合させた類書はまだない。本書は、「パブリシティのマーケティングへの活用」ではなく、PRスキルを活用する領域を拡大し、「ブランド戦略」「マーケティング戦略」「事業開発」「商品開発」に活かせるメソッドを提案するものとして、経営幹部や商品開発部門だけでなく、最前線の営業部隊まで、必携の一冊といえる。