単行本(小説・エッセイ) 日本文学 残照 / 津久井たかを

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管理番号: BN165185
発売日: 2023/08/25
メーカー: ふらんす堂

商品説明

日本文学
【内容紹介】
◆第三句集
一生に一句の一念寒昴
この一念はまだまだ残照となってはおらず、
十分な気概をお持ちであると、この句集から感じられます。
次の句集の上梓は、是非「白寿」の時を期待します。
(跋より・岡部恒田)
序句・鈴木直充
◆自選十句
戦争と平和に生きて秋思かな
初めての手製の雑煮亡き妻に
新暦めくるや厚き未知の日々
杖と医を頼りの卒寿あたたかし
満帆の帆引き船ゆく雲の峰
夕蛍いまは望まぬ不老不死
秋の雲旧居近くの駅仰ぐ
また一日いのち賜る秋の朝
老い独り一間を城に年の暮
残照や故郷遠く涅槃西風
【著者略歴】
(本名・登雄 )
昭和7年2月17日東京生まれ
■句歴
平成5年 雨上句会・椿句会入会、古川雨亭主宰に師事
平成8年 板橋区役所職員俳句部(木綿の会)に入会
成瀬櫻桃子氏、鈴木直充氏の指導を受ける
平成9年 雨上句会同人
平成15年 城北句会入会、都筑智子氏に師事
平成17年 都交友会(都職員OB会)俳句部入会、赤羽暁雨氏の指導を受け現在に
至る
公益社団法人俳人協会会員