商品説明
日本文学
【内容紹介】
初めからすべてが出来上がっているような人だった。五行歌を始めるときも、その後の投稿や歌会での態度も、迷いというものを感じさせたことがなかった。
今、この二十数年の間に書かれた歌を見ると、八木大慈さんの歌は、王道を歩むような歌だなあ、と痛感した。
(五行歌の会主宰 草壁焔太跋文より)
【目次】
はしがき
鈴蘭の咲く
蝉しぐれ
金木犀の香り
雪が舞う
雑草
ちびっ子たち
若者ら
しとしとと降る
祭りと故郷
旅の思い出
薄みどり色の海苔
この青い星を
心づかいまだ赤だよ
浮き世まんだら
病棟の窓
癌ぐらいで
時の流れに
夕映えに
人生
跋 五行歌の会主宰 草壁?太
あとがき
【著者略歴】
1935年岡山市に生る。
東洋大学文学部哲学科卒業
立正大学大学院修士課程(仏教学専攻)卒業
宗教法人蓮昌寺代表役員
社会福祉法人あおい福祉会理事長等歴任
1996年五行歌の会入会、月刊『五行歌』同人
翌年、岡山五行歌会を設立し、その代表を20年間勤め、その間に記念誌『吉備路』1-6号を発行する(現在7号)。月刊五行歌誌『彩』の同人も。