商品説明
日本文学
【内容紹介】
全国ネット『日曜の夜ぐらいは…』岡田惠和先生によるハートフル会話劇を文字で堪能する脚本集。
ドラマを視聴してくださり、かつドラマを好きになってくださった方々に、ロスで終わらせるのではなく、2度、3度、4度と楽しんでもらえるシナリオブックです。
岸井ゆきのさんが某サイトのインタビューで岡田先生の脚本を読んだ感想を次のように語っています。「たくさんのセリフが連なっていて、読んでいてとても気持ちがいい」。この気持ちよさを読者にも味わってもらいたい。
ドラマのそれとはまた違った気持ちよさのはずです、脚本集で2度楽しんでいただきたい。
そして岡田先生の脚本の魅力をもっと知ってもらいたい。
小説と違い心情を説明することのできない脚本は、見る人にそれを感じてもらわなくてはなりません。それは小説とは全く別物ですし、脚本の場合、ときには画面にうつる全員について触れなくてはなりません。岡田先生の脚本のテクニックもあわせて、3度楽しんでいただきたい。
さらに、ドラマを好きになってくださったファンに、最終回を見終わったあとも4度目の楽しみを味わってもらえるよう、ロケ地情報公開や、制作秘話、対談なども収録。名残惜しいドラマのあとの1冊となれるシナリオブックです。
【目次】
冒頭 人物相関図
本編(話数に応じて。扉は1Cでドラマに登場するイラストを掲載)
岡田先生とプロデューサー特別対談
他
【著者略歴】
繊細なタッチの物語世界とポジティブなキャラクター造形、会話劇で幅広いファン層を獲得。多彩な作風で連続ドラマを中心に、映画、舞台などの脚本を手がけている。近年の主な作品として、「最後から二番目の恋」(フジテレビ)、「泣くな、はらちゃん」(日本テレビ)、「この世界の片隅に」(TBS)、映画「いま、会いにゆきます」「世界から猫が消えたなら」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「雪の華」などがある。2019年7月には、銀杏BOYZの楽曲を元に原作・脚本を手掛けた映画「いちごの唄」が公開された。
1999年
第50回文化庁芸術選奨文部大臣新人賞「彼女たちの時代」
2001年
第10回橋田賞「ちゅらさん」
2001年
第20回向田邦子賞「ちゅらさん」
2005年
第65回芸術選奨 放送部門 文部科学大臣賞「さよなら私」
2018年
第26回橋田賞「最後の同窓会」「ひよっこ」
2019年
令和元年秋の褒章 紫綬褒章