単行本(小説・エッセイ) 日本文学 踊れ始祖鳥 / くろだたけし

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管理番号: BN164548
発売日: 2023/06/23
メーカー: ナナロク社

商品説明

日本文学
【内容紹介】
ナナロク社主催「第2回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選となった著者による第一歌集。
【本書より5首】
踊ってるところを石にされちゃって始祖鳥なんて呼ばれています
なだらかな坂をだらだらのぼるうち忘れるはずと思われている
生きている者が死ぬのを待っている土はそういう役割だから
ちょうどいいカバンが欲しくなるたびに間違いがちな僕の大きさ
奪いあうボールに触れることもなく離れて立っていても少年
【帯文:木下龍也】
くろださんは穴の入口で世界を見つめている。
穴の底から僕は言う。
くろださん、そこからどんな風景が見えますか、
これからどんな風景を見ますか、
できればその目を、僕にください。
【装丁:名久井直子】
【著者略歴】
1965年生まれ。熊本県在住。本書が初の著書。
2017年より作歌をはじめる。