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日本文学<<徴傭漁船が戦時中にどのような任務に従事し、どう戦い、そこにどのような犠牲が待ち受けていたのか。私は、徴傭漁船が経験した軍務や戦闘の苛酷さに圧倒されると同時に、世界に例を見ないほど大規模な漁船の徴傭が行われたにもかかわらず、あまりにも記録は乏しく、事実が一般に知られていないことを痛感した>>(「あとがき」より)。軍の作戦を陰で支えた漁船員の奮闘を描いた小説。