詳細:
商品説明
日本エッセイ・随筆角川ソフィア文庫/「世の中にたえて女のなかりせば男の心のどけからまし」で知られる狂歌の大親分・大田南畝。浮世の身分や職業とは異なる、言葉を尽くして繁昌を言祝ぐ、愉快で粋な「狂歌師」になるという新しい遊び方を提供した。参加型文芸ブームの立役者は、どのようにして江戸の人を巻き込んでいったのか。言葉のセンスはどう磨かれたのか。「めでたい江戸」のイメージを作った南畝の世の中の楽しみ方を、豊富な史料とともに描き出す。