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日本文学
ポプラ文庫/人生で上手くいかないことにぶち当たったときに思い出したくなるようなお話たち--綿矢りさ(解説より)決別した母と十数年ぶりに顔をあわせた娘、友情は永遠に続くと思っていたあたしたち、親しくなかった昔の同僚、見えない鎖に縛られた姉妹、穏やかな彼女に物足りなさを感じる僕の前に現れた刺激的な女性--。どれだけ一緒にいても、わかりあえない。でも近づきたくて、もどかしい。一筋縄ではいかない女同士の人間関係に悩めるあなたの心を鮮やかに解き放つ、共感度MAXの8篇!【解説/綿矢りさ】■著者プロフィール1983年北海道生まれ。立教大学文学部卒業。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。現在は、小説、詩、エッセイなど、様々な分野に活躍の幅を広げている。著書に『ハニービターハニー』『誕生日のできごと』『春へつづく』『あかねさす--新古今恋物語』『点をつなぐ』『そして旅にいる』『この場所であなたの名前を呼んだ』『マッチング!』など多数。