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日本文学
双葉文庫/新たな兄妹の物語が始まる! 『拙者、妹がおりまして』9巻で突然、義妹ができた大平将太、二十歳の心模様! 家格の釣り合いのため、いったん大平家の養女となった理世にひと目惚れしてしまった将太。理世の結婚が破談になったことで、その心は乱れるが、長崎から一人(と一匹)で江戸に出てきて心細い理世のため、保護者であり良き兄であろうと恋情を押し隠し続ける--時は文政七(一八二四)年、ちょうど今から二百年前が舞台。将太とともに手習所を運営している千紘のほか、勇実、龍治、菊香たちの近況から新シリーズスタート!