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日本文学日本文学ただ純粋に槇君といまここに居られることがとても嬉しかった。「そんなことか。これからはいくらでも実現出来るのに。みさきさんはいつも言ってるじゃない、想えば叶うって」左肩の少し上から聞こえる彼の声はとても優しくて、なぜか泣きたい気持ちになった。--みさきは既婚者、槇君は夫の後輩--大人の二人は待った。そう何年も。恋に落ちた二人からは余裕すら感じる。でも……。