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狐狼丸の先祖は大妖怪!? 物語の舞台は大和へ-- 留年の危機に陥ったティチュと鴨女を連れ、補講代わりのレポートを完成させるべく大和へ帰国した晴栄。陰陽寮へ帰還したことで改めて自身の成長を実感するが、その変化は狐狼丸との“契約に歪みを生じさせていた。そして、歪みをきっかけに己の在り様を問う狐狼丸に声がかかる。「久しぶりよな--いいや、はじめましてと言うべきかのぅ?」彼女こそは【邪悪の樹】序列第七位、『色欲』を司る妖婦・九曜。<<白面金毛九尾の狐>>として知られる、最後の神獣だった--