商品説明
廃盤
【曲目一覧】
(1)きんぽうげ(2)吟遊詩人の唄(3)裏切りの季節(4)昨日のように(5)裏切りの街角(6)かりそめのスウィング(7)七月の便り(8)円舞曲(ワルツ)(9)悪いうわさ〜ダニーボーイに耳をふさいで(10)氷のくちびる(11)ポップコーンをほおばって
【ジャンル】
国内ロック&ポップス
【収録情報】
ライヴ録音/77年12月
【レーベル】
エキスプレス
【枚数】
1 枚
【CD試聴記コメント】
解散した甲斐バンドの歴史を、ライヴ・アルバム5点を通してみると、バンドとして結実していく過程が実によくわかる。後半の甲斐バンドはレコーディング・スタジオでのサウンド作りが相当に重きをなすようになってくるが、その一方で、やはり甲斐バンドはライヴ・バンドとしての魅力を持っていた。’77年の『サーカス&サーカス』、3人時代の’79年の『100万$ナイト』、’80年の『流民の歌』、’83年の『BIG GIG』、’85年の『ラヴ・マイナス・ヴォイス』と2年ごとに並んだライヴ・アルバム。ここでは、ヴォーカルの甲斐よしひろが引っ張るバンドから、グループ・サウンドを作りはじめ、サウンド指向を強めていき、ロック・バンドとしての定型を手にし、さらに飛躍しようとした、といったように各々の段階・アルバムを位置づけられるようだ。’80年までの3作に入っている「きんぽうげ」のアレンジの推移、甲斐の焼けていくヴォーカルの変化が見られる。
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